紙の知恵袋

紙の製造工程

こんにちは、街CADショップ店長の後藤です。

1月20日は大寒で、これから2月4日の立春にかけて寒い日が続きますね。インフルエンザも大流行のようですので皆様お気を付け下さい。

 さて、3回にわたり紙の歴史などお話してきましたが、今回は現在の紙の製造工程についてご説明します。

 紙の種類は大きく分けて、50種類以上ですが、さらに細かく分けると数千種類以上になり、私たちが日頃目にしないようなところでも色々な紙が使われています。

現在私たちが、書籍、ノート、コピー用などで一般的に使われている紙は、洋紙と言われるものがほとんどです。

今回は紙の製造工程についてお話しますが、工程は何段階もあり、専門用語も多いので、ここでは簡略化してご説明します。

1、パルプの製造 

〔蒸解〕 木材チップに薬品を加え高温、高圧で煮て樹脂を溶かし、繊維分を取り出します。

〔洗浄〕 パルプの中の異物を洗浄器を通して除去します。

〔漂白〕数種類の薬品を使用してパルプを漂白します。

2、紙の製造

〔ワイヤー工程〕 ワイヤーとはプラスチック製の網で、その上に原料を流しいれ、均一にシート状に乗せて先へ先へと送りながら水分を絞ります。

 この時、ワイヤーに接している下側を「紙の裏」、表面側を「表」と言います。また、紙を送る方向を「タテ」送る方向に直角になる方向を「ヨコ」と言います。紙として完成した時、この「表裏、タテ、ヨコ」というのは印刷やコピー、製本など加工の際、配慮しなければならない場合もあります。

〔プレス工程〕 ロールとフェルトで更に水分を絞ります。

〔ドライヤー工程〕 蒸気で加熱した金属製の円筒に紙を密着させて乾燥させます。

〔リール工程〕 出来上がった紙を巻き取ります。

この後、更に印刷適性をよくする塗料を塗り、乾燥後、カレンダーという金属のロールの間に紙を通して光沢を出し、巻き取り後、ワインダーという機械で裁断して仕上げます。

  以上、極めて簡単に説明しましたが、これらの工程の間に各製紙メーカーが、研究開発したものすごい量の紙製造ノウハウが込められております。そして、この基本工程を元に開発が進み、何百、何千種類の紙が造られてきた訳です。

紙の種類について解りやすく説明してある、株式会社紙藤原さんのホームページのURLを添付しますのでご参考にして下さい。

http://www.kamifujiwara.co.jp/kami/kamimame.html

更に紙のことを詳しくお知りになりたい方、時間のある方は下記の日本製紙連合さんのホームページも参考に見てください。私がお話ししたことが詳しく説明されております。

https://jpa.gr.jp/p-world/p_seizou/index.html

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