紙の知恵袋

    設計・製図に関連する用紙の歴史

    設計・製図関連用紙の歴史 ①

    当店取扱いのメイン商品は、設計製図に関連する用紙、材料、機器などです。

    そこで今回は、設計・製図の歴史に関するお話をさせて頂きます。

    物を作ったり、建築物を建てたりする時にはまず、設計をします。設計をすれば図面にするため製図用紙が必要になります。

    しかし、古代エジプトのピラミッド、古代ローマの遺跡群、ギリシャのパルテノン、中国の万里の長城 等等、紀元前から造られてきた歴史的建造物には設計図と言えるようなものがほとんど残っていないようです。

    あのような壮大且つ精巧な建造物がどのように造られたかはいまだに謎が多く、専門家、アマチュア含めて研究する熱心な人々が世界中に沢山います。 

     例えば、ギザのピラミッドの中で一番古いものは、紀元前2700年(4700年前)と言うことで日本では縄文時代中期のことです。     その頃には既にパピルスがありましたから、それを使って設計図が書かれたかもしれませんが、残念ながらそのようなものは発見されていません。 

     奈良の法隆寺(607年創建)の西院伽藍は現存する世界最古の木造建築物ですが、その建立に際しては図面ではなく精巧な模型を作り、その倍数で材木の寸法を図ったりしたということです。

    世界で最も古い図面と言うのを探してみたのですが、上に記したように古代の建築物だけでなく、かなり新しい時代にならないとそれらしいものは発見されておらず、それも、どれが一番古いかを決めるのはなかなか難しそうです。そこで、世界・日本で現存する最も古い図面や絵画にはどんなものがあるかを少しだけ挙げてみます。

     日本で現存する禅宗仏殿の最古の図面は鎌倉円覚寺仏殿の平面図、立面図、断面図(1573年作成)といわれます。

     世界最古の天文図は、奈良県明日香村で発見されたキトラ古墳壁画に描かれたもの(西暦700年頃)。

     世界最古の洞窟壁画は、インドネシア・スラウェシ島の鍾乳洞内で発見された人の手形と動物を描いた絵で、約4万年前のもの。 

    最古の地図は、北イタリア、ヴァル・カモニカの岩絵群の中に在った地図(約3500年前)であり、この岩絵群はイタリアの世界遺産で最初に登録された。

    現代人の我々には、あまりピンとこないものばかりという感じですね。  ま、それはさておき、次回からはもう少し身近な設計・製図に関することを述べてみたいと考えております。

    法隆寺

    http://japan-web-magazine.com/japanese/japan-nara-horyu-ji-temple-around1-japanese.html

    ピラミッド

    http://karapaia.livedoor.biz/archives/52182015.html

    イタリア最古の岩絵地図

    http://www.jsurvey.jp/jfs/hoshino-italia.pdf#search='%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%AB%E5%B2%A9%E7%B5%B5%E5%9B%B3'

    最古の洞窟壁画

    http://gigazine.net/news/20141014-cave-paintings-indonesian/


    コメントする

    名前

    URL

    コメント

    店長紹介

     こんにちは。
    マチキャド店長の水谷です!
    マチキャドは設計・製図関連の紙製品を中心としたショップサイトです。
    紙に関する疑問、要望などありましたら何なりとお尋ねください。

    続きはこちら>> 

    紙の知恵袋

    営業日カレンダー
    • 今日
    • 定休日
    • 祝日

    [メルマガ登録]
    下記にメールアドレスを入力し登録ボタンを押して下さい。

    変更・解除・お知らせはこちら

    ページトップへ